トラッキングコードとは、ユーザーがwebページにどれくらいアクセスしたのか、どのくらい滞在していたのかなど、ページにおいてどのようなアクションを起こしたのかを解析するためのコードです。

SEO対策のためにはPV数やセッション数、直帰率などを分析し、正しく最適化しなければならないので、トラッキングコードを使うことは、SEO対策をするにあたって非常に重要であるといえます。

この記事では、webページにトラッキングコードを設置するために必要な手順を解説していきます。

トラッキングIDを発行する

トラッキングコードを設置するために、まずはトラッキングIDを発行しなければなりません。

トラッキングコードは、データを計測するための部分と設定・データを送信する部分に分かれており、トラッキングIDは設定・データを送信する部分のことをいいます。

つまり、トラッキングIDがなければアクセス解析データを取得することができませんので、トラッキングIDを発行する必要があるということです。

トラッキングIDの発行方法

トラッキングIDには2種類あり、ひとつはUA-から始まるもの（ユニバーサルアナリティクスでも使われていたID）で、もうひとつはG-から始まるもの（GA4で使われているID）ですが、ここではG-から始まるIDの発行手順を解説していきます。

まずはGoogleアナリティクスを開き、+プロパティを選択します。

次にプロパティの設定で詳細オプションを表示を選択し、Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスのプロパティを両方作成するを選択します。

そうするとトラッキングIDが発行されますので、最後に自分のIDをしっかり確認します。

トラッキングコードを設置するための手順

トラッキングIDを発行したら、次は自分のwebページにトラッキングコードを設置します。

トラッキングIDを発行しただけでは計測が始まりませんので、確実にトラッキングコードを設置してください。

まずはGoogleアナリティクスの設定を開き、プロパティ設定を選択すると、トラッキング情報の項目があるので展開します。

そうすると、トラッキングコードが表示されますので、コードをすべてコピーします。

コピーしたコードを、自分のwebページの</head>の直前にペーストし、作業完了です。

これでwebページがGoogleとリンクし、Googleを経由してきた訪問者のアクセスを解析できるようになります。